GLP-1は個人で購入できるのか?

コラム
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GLP-1ダイエットに用いられる、サクセンダやビクトーザはGLP-1受容体作動薬と呼ばれる薬剤です。

通常これらの薬剤を手に入れるためには、専門のクリニックで処方してもらう必要があります。しかしながら中には、「通販やお店でカンタンに購入できたら」と思う方もいるでしょう。

今回は、GLP-1ダイエットに用いる薬は、個人で購入できるのか。またその方法について解説していきたいと思います。

基本的に日本では、GLP-1の薬剤を買うことはできない。

GLP-1ダイエットに用いられている薬剤は、薬機法という法律により、原則日本国内での個人の購入は禁止されています。

一応例外として、処方箋なしで医療用薬品を購入できる零売という方法もありますが、こちらは基本的に薬剤師との対面販売に限られています。

医療用の薬品の多くは、使用方法を誤ると体にとって毒になるリスクがあります。そのため、医療用の薬品の個人売買は法律によって制限されています。

ECショップで売っているのはサプリメントがほとんど

Amazonや楽天などのECショップで、「GLP-1」を検索すると多くの商品が出てきます。しかし、これらの商品はGLP-1ダイエットに使われる薬剤ではなく、EPA(エイコサペンタエン酸)と呼ばれるGLP-1の分泌を促す成分が入ったサプリメントになります。

前段で述べた通り、日本国内では医療用薬品は購入できないためショップで、いくらGLP-1の薬剤を探しても見つけることはできません。

個人輸入はオススメしない。

個人でGLP-1ダイエット用の薬剤を購入する手段はないのかというと、そうではありません。

海外で販売されているGLP-1の薬剤を個人輸入するのであれば可能です。ただし、日本国内のクリニックから処方されているものと異なり、リスクやデメリットが多くあります。

例えば、下記に記載したようなものです。

  • 医師や薬剤師が処方したものではないため、品質や安全性が保障できない。
  • 製造過程の保証がない。
  • 偽物の可能性がある。
  • 副作用や予期せぬ症状が発生したときに、対応ができない。

上記理由により、個人輸入についてはやめた方が良いです。体に摂取するものなので、安全性が確認されているものが良いですよね。

輸入代行業者もおススメしない

では、輸入代行業者に頼むのはどうか?と思う方もいると思います。しかしながら、こちらについてもおススメできません。

理由として、輸入代行業者は医師や薬剤師ではないため、先ほど述べたリスクやデメリットが解決していないです。

また、輸入代行業者は輸入してもらう代わりに、ある程度のお金を払わなくてなりません。その金銭コストを考得るとクリニックで処方してもらうのと対して変わらないからです。

同じお金を支払うのであれば、安心安全の方が良いですよね。

GLP-1用の薬剤は、クリニックで処方してもらおう!

GLP-1ダイエット用の薬剤を、個人で購入できるのかについて解説致しました。

日本では医師や薬剤師の処方以外で購入することはできません。また、海外では購入できるかもしれませんが、それは安全性や品質の保証が無いため、絶対にやめましょう。

それよりも自分に合ったクリニックを見つけて、信頼できる医師から自分に適した薬を処方してもらうことが一番だと思います。

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